野良猫ロック マシン・アニマル
(C)1970 日活
「野良猫ロック」シリーズ第4作。
横浜の港に背を向けた無数の町の一角にマヤという女の率いる不良少女グループと佐倉という男の率いる“ドラゴン”と異名をとる不良グループが群れをなしていた。そんな所へ、一台のオンボロワゴン車がこの町に到着した。ノボ、サブは、米軍の脱走兵・チャーリーをスウェーデンに逃がすため船のでる横浜に岩国の基地からやって来た。このおかしな三人組に目をつけたマヤは、いつもの調子でさぐりを入れさせたが、ただLSDを買いに町に寄っただけと聞き余計な節介はやめにした。しかし翌日、その二人はLSDを買うのではなく売りたいとのこと、しかも500錠と大量であることを耳にしたマヤは、何かいわくのありそうなその薬を奪い取ろうとし仲間を引き連れ二人の居所を探し回る。